
年も押し迫り、明日から寒い日が続くとの予報。
そうなる前に墓参りを済ませておこうということで、自転車で大阪に向かった。
自宅から自墓(?)まで往復50kmほど。
日帰りツーリングにはちょうど良い長さだと気づいたのが半年前、
それ以来、家族をほったらかして一人で墓参りを楽しむようになっている。
(といっても、まだ2回目。。。)
夜明け前に自宅を出て、垂仁天皇陵を通過するあたりで空が白みはじめる。
その後、厳しい道で有名な国道308号に入り、

一つ目の峠、榁木峠(むろのきとうげ)268mに到着。
(シングルなので押しまくり。)

長ーい休憩の後、2つ目の峠に挑む。
目指すは鉄塔の並んだ生駒山の左側の窪みの峠、暗(くらがり)峠。

暗峠の奈良側は、棚田の風景が広がる明るい谷間。
(ほぼ押し。もはや自転車をつれたハイキング。)

暗峠はパリ・ルーベを思わせる石畳。
と言っても、パリもルーベも行ったことはない。

この峠は、奈良時代から大阪と奈良とを結ぶ古道の峠。
今ではこの一帯の自転車を趣味とする人々の間で、大阪側の斜面の厳しさが有名。
これから下るのだが、
この古い自転車は後ろブレーキの効きが悪いので、乗って下ることも難しい。
途中、大阪平野が垣間見える。

下りもずっと押し。 いや、下りだから引きかな?
途中のお寺ではいいお言葉が。

私はこがずに下っている。。。
厳しい下りで足をガクガクさせながら、暗峠の大阪側の登り口、枚岡に到着。
この後、道に迷ったりこけたりしたが何とかお墓にたどり着き、
草を抜き、お線香をあげ、いつも通り挨拶して帰路についた。
前回、お盆のときは、この道を往復して太ももの内側が痙攣したので、
今回は南側にあるより緩やかな十三越えを経由して帰った。
本記事は、2009/12/29(火) 午後 10:54にYahooブログに掲載したものに、
加筆・修正しています。