2019年11月4日月曜日

自転車で墓参り



年も押し迫り、明日から寒い日が続くとの予報。
そうなる前に墓参りを済ませておこうということで、自転車で大阪に向かった。



自宅から自墓(?)まで往復50kmほど。
日帰りツーリングにはちょうど良い長さだと気づいたのが半年前、
それ以来、家族をほったらかして一人で墓参りを楽しむようになっている。
(といっても、まだ2回目。。。)



夜明け前に自宅を出て、垂仁天皇陵を通過するあたりで空が白みはじめる。


その後、厳しい道で有名な国道308号に入り、




一つ目の峠、榁木峠(むろのきとうげ)268mに到着。
(シングルなので押しまくり。)




長ーい休憩の後、2つ目の峠に挑む。
目指すは鉄塔の並んだ生駒山の左側の窪みの峠、暗(くらがり)峠。




暗峠の奈良側は、棚田の風景が広がる明るい谷間。
(ほぼ押し。もはや自転車をつれたハイキング。)




暗峠はパリ・ルーベを思わせる石畳。
と言っても、パリもルーベも行ったことはない。




この峠は、奈良時代から大阪と奈良とを結ぶ古道の峠。
今ではこの一帯の自転車を趣味とする人々の間で、大阪側の斜面の厳しさが有名。

これから下るのだが、
この古い自転車は後ろブレーキの効きが悪いので、乗って下ることも難しい。



途中、大阪平野が垣間見える。

下りもずっと押し。 いや、下りだから引きかな?



途中のお寺ではいいお言葉が。

私はこがずに下っている。。。



厳しい下りで足をガクガクさせながら、暗峠の大阪側の登り口、枚岡に到着。

この後、道に迷ったりこけたりしたが何とかお墓にたどり着き、
草を抜き、お線香をあげ、いつも通り挨拶して帰路についた。



前回、お盆のときは、この道を往復して太ももの内側が痙攣したので、
今回は南側にあるより緩やかな十三越えを経由して帰った。




本記事は、2009/12/29(火) 午後 10:54にYahooブログに掲載したものに、
加筆・修正しています。