2019年11月29日金曜日

大見尾根 ランドナー散策

京都の北山を攻めてみた。



貴船へ向かう途中の深泥池周りの新緑も、
2週間前にこの付近を走った時より濃くなってきている。



花脊峠から大見尾根沿いの道へ入る。

すぐに舗装は途切れて、ランドナー向きの道になった。
いや、MTBむきかな?



街中より標高が高いからか、尾根沿いは芽吹きは遅く、その分明るい。
つつじが目を引く。




コーヒータイムにはうってつけ場所だったが、
うっかりコーヒーセットを忘れてしまった。

あまりにもブランクが空いていたので、まだカンが戻り切っていないようだ。



とても気持ちいい尾根道だったが、
下るにつれ道は荒れ、ひどい所では川と合流していた。

やっとの思いで大見の集落に辿りつく。



なんて美しい里!

芽吹き前の明るい山と、昔話に出てきそうな家を背景に、
梅と桜が競い合うように咲いている。

集落内の三叉路でしばし休息。



今日は、八丁平への道も少し探索するつもりだったが、ここであきらめる。



あとは百井峠を越えて帰路についた。
今日は暑いという予報だったが、山の中はとても快適だった。



この記事は、2014/3/19(水) 午後 6:44にYahooブログに掲載した記事に
加筆・修正し再掲載したものです。

2019年11月24日日曜日

ランドナーで京見峠へ

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鷹峯(たかがみね)から京見峠へ続く新道を登る。舗装したてで登りやすい。


途中、旧道を発見。
しまった。旧道を登るべきだった。



京都市街の景色は一度見えただけ。
まだ坂の途中のようなところで、峠の茶屋があった。





新緑と木漏れ日が心地よい。



緩く快適な杉坂を下り、周山街道で戻る。



今日はアイスコーヒーがほしくなる日和だった。
汗で顔が塩辛かった。



この記事は、2014/4/26(日) 午後 6:44にYahooブログに掲載した記事に
加筆・修正し再掲載したものです。

2019年11月17日日曜日

自転車で蕎麦の店へ

蕎麦が食べたくなった。






辛味大根のぶっかけ蕎麦(常陸産)の大盛りを注文。




だしをぶっかけて、早速いただきます。




色白で華奢な蕎麦の繊細な喉越しがさわやか!
と思った次の瞬間、辛味大根の厳しい辛さが襲ってきた。
口の中が痺れる~。 でもおいしくて止まらない。



余っただしで蕎麦湯をいただく。
蕎麦湯もそば茶もそば揚げ(正式名称は不明)も全て完食。
ごちそうさま。



そば処「和」。奈良県奈良市北市中町51-4




この記事は、2011/9/10(土) 午後 4:52にYahooブログに掲載した記事に
加筆・修正し再掲載したものです。

2019年11月16日土曜日

かしわ餅とちまきサイクリング

オーストリッチのフロントバッグF104を後ろ開きに改造したので、
テストを兼ねて奈良公園界隈を一回りした。



奈良公園はエライ人出。



東大寺の転害門の付近で和菓子屋さん萬林堂を発見!




そういえば今日は端午の節句。
かしわ餅とちまきを、フロントバッグに負荷をかける目的で購入。
(って、単に食べたかっただけ。。)








甘さにパンチは無いものの、
ほのかな包み葉の香り、飲み込むまで全くいやみが無い本当に上品な味わい。
5個くらいあっという間に食べれそう。



改造フロントバッグは、
全開すると天蓋の先が前タイヤに接触することが判っていて、
それがちょっと心配だったが、今日走った限りではあまり問題にはならないような。。。



もう少しいろんなケースで試してみよう。



それにしても今日は良い天気で、サイクリング日和だった。
ロードの方もいっぱい走っていた。



萬林堂:奈良市東包永町9



この記事は、2011/5/5(木) 午後 4:46にYahooブログに掲載した記事に
加筆・修正し再掲載したものです。

2019年11月9日土曜日

自転車で甘いものを買いに


甘いものが食べたくなって、奈良の餅飯殿(もちいどの)商店街へ自転車を走らせた。



和菓子の萬々堂
看板の字が歴史を感じさせる。



祖父も縁があったらしい老舗の和菓子屋。
何が名物なのかよく知らなかったので、店頭で一押しの酒まんを買った。




至ってシンプルな包みだけれど、
しっかりと酒糟の香りがただよう、なめらかなこしあん。

体も暖まってくる!



次は、おすすめらしい「ぶと饅頭」とやらを食べてみたいなぁ。



この記事は、2011/12/17(土) 午後 4:52にYahooブログに掲載したものに、
加筆・修正し再掲載しています。

2019年11月8日金曜日

自転車で嵐山へ





近所に木津川サイクリングロードというのがあって、
京都の嵐山まで通っている事は知っていたが、
今日初めて終点まで走ってみた。



9時ごろ家を出て、コンビニで水や食料を調達し、9:23スタート。



起伏のないまっ平らな川べりの道をひたすら漕ぐ。

何人ものロードの人達に追い越されながら、
10:20中間地点の京阪八幡市駅そばの交差点到着。



良い天気だった。一生懸命漕いだので暑いくらい。
後でgoogleMapで調べたら、この地点で25.0km。



ここからまた、同じように水平な道を漕ぎ続ける。
11:04 新幹線の高架下通過。(38.0km地点)



その辺りからだんだん自転車や人が増えてきて、
思うように飛ばせなかったが、11:25 嵐山到着。(44.9km地点)



渡月橋をバックに、証拠写真を一枚。
空は青いが、紅葉は今ひとつ。



と、エネルギー補給。




天気も良いので、結構な人出。桂川の反対側は車が数珠つなぎになっている。
休憩もほどほどに退散。



帰りは、もう徐々に足が回らなくなってきたのと、
京阪八幡駅市前の食堂で遅めの昼食をとったりしたので、
3時間もかかってしまいました。



なるほどこんな道なのか、と納得しました。
でも、足だる~。



この記事は、2010/11/20(土) 午後 5:02にYahooブログに掲載したものに、
加筆・修正し再掲載しています。

2019年11月4日月曜日

自転車で墓参り



年も押し迫り、明日から寒い日が続くとの予報。
そうなる前に墓参りを済ませておこうということで、自転車で大阪に向かった。



自宅から自墓(?)まで往復50kmほど。
日帰りツーリングにはちょうど良い長さだと気づいたのが半年前、
それ以来、家族をほったらかして一人で墓参りを楽しむようになっている。
(といっても、まだ2回目。。。)



夜明け前に自宅を出て、垂仁天皇陵を通過するあたりで空が白みはじめる。


その後、厳しい道で有名な国道308号に入り、




一つ目の峠、榁木峠(むろのきとうげ)268mに到着。
(シングルなので押しまくり。)




長ーい休憩の後、2つ目の峠に挑む。
目指すは鉄塔の並んだ生駒山の左側の窪みの峠、暗(くらがり)峠。




暗峠の奈良側は、棚田の風景が広がる明るい谷間。
(ほぼ押し。もはや自転車をつれたハイキング。)




暗峠はパリ・ルーベを思わせる石畳。
と言っても、パリもルーベも行ったことはない。




この峠は、奈良時代から大阪と奈良とを結ぶ古道の峠。
今ではこの一帯の自転車を趣味とする人々の間で、大阪側の斜面の厳しさが有名。

これから下るのだが、
この古い自転車は後ろブレーキの効きが悪いので、乗って下ることも難しい。



途中、大阪平野が垣間見える。

下りもずっと押し。 いや、下りだから引きかな?



途中のお寺ではいいお言葉が。

私はこがずに下っている。。。



厳しい下りで足をガクガクさせながら、暗峠の大阪側の登り口、枚岡に到着。

この後、道に迷ったりこけたりしたが何とかお墓にたどり着き、
草を抜き、お線香をあげ、いつも通り挨拶して帰路についた。



前回、お盆のときは、この道を往復して太ももの内側が痙攣したので、
今回は南側にあるより緩やかな十三越えを経由して帰った。




本記事は、2009/12/29(火) 午後 10:54にYahooブログに掲載したものに、
加筆・修正しています。

2019年11月2日土曜日

奈良と大阪の県境 竹内峠





奈良と大阪の県境にある竹内峠。

そこは昔々、大阪に上陸した外国の使節が、
飛鳥へ向かう時に通った竹内(たけのうち)街道の峠。



一度くらい行ってみたいと思い立って、奈良盆地を南下した。


奈良盆地のほぼ中央を、東から西へ流れる大和川
その支流のひとつ富雄川に沿って南へ走る。



大和川に流れ込んだ所で、
今度は反対側から流れ込んでくる支流の高田川を遡って、さらに南下する。



大和高田市の市街地に着く前、適当な所で、西に見える二上山へ進路を取ると、
近鉄の当麻(たいま)寺駅に出た。



駅前の「當麻どっこいまんじゅう」なるものを食べたりして休憩した後、
根性を据えて峠の登りに取りかかったが、意外に簡単に峠に到着してしまった。




峠の碑「竹内嶺開鑿碑」




標高300m強程度の峠、そもそも大したことがないから山越えに使ったのだから、
それ程きつくないのは当然だな。



麓の街道脇の家々は趣があったが、峠そのものは何の変哲もないので、
さっさと戻って昼食を。


当麻寺参道の店で買った柿の葉ずし。




当麻寺を見学し、参道の店を冷やかした後、適当に北へ向いて走りだした。


二上山(にじょうざん)と、中腹に見える当麻寺の五重の塔、麓の家々が良い雰囲気。




今日は良い天気だったので、少し焼けた。

走行距離 約70km




本記事は、2012/4/28(土) 午後 4:43にYahooブログに掲載したものに、
追加・修正を加えています。

久しぶり自転車ツーリング その2





久ぶりにランドナーで走り頭のリセットを企んだが、しかしまだが少し足りない。

一日置いて、北白川通りを北上する。



京都に住んで、そうだ自転車ツーリングに行こう と思いたったら、
市街地をどのように脱出するかが最初のポイントになる。



とにかく車、自転車、人が多く、道も狭く、
そのうえ自分もそれに一役買ってしまうことになる。



早朝に出て、道が空いているうちにできるだけ漕ぐ。

車道の車も考えていることは同じなのか、
交通量が少ない分スピードを出しているので、あいかわらず怖い。



滋賀県に抜ける途中越え(とちゅうごえ)には、
車であれば花園橋の交差点を右折して、峠への道に入ることになる。



30数年前琵琶湖へ遊びに行くときには、右折の渋滞に巻き込まれないように、
少々手前から左手の川端通りに乗り換え、さらに川沿いの道にそれて、
その花園橋交差点へ入っていた。
そうすることで、峠への道に直進で入ることができたからだ。



自転車だと、逆に右手の山側にそれて交差点を回避し、
叡山電鉄に沿って八瀬(やせ)まで伸びる道を選ぶことができる。



ようやく一息ついてのんびり走る。
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旧道であろうその道をすすむ。
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比叡山がまぶしい。
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手押しの区間もまじえて、7時ごろ八瀬駅に着いた。
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駅周辺は、木立に囲まれたすがすがしいエリア。
開放的な駅舎と、味のある停車車両が爽やかさを引き立てている。
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八瀬は、仲間うちで時々話題に上る地名だったが、駅に来たのは初めてだった。



一旦国道に戻って、コンビニでコーヒータイムをとる。
まだ7時半だが、ドライブの車やツーリングのバイクで駐車場はほぼいっぱい。



その後、できるだけ集落道を拾いながらも国道を進み、大原に入った。
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八瀬あたりは狭い谷の地形なのだが、
さらに山に分け入ったところにある大原は、
その名がついたことが頷けるような広い台地になってる。



そこに社寺が点在し、集落道も四方に伸びる。
自転車散策にはうってつけのエリアだったんだと今気づいた。



散策はせずにメインの集落道を登る。
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火打石と旧街道
「勝林院町石折地区と古知平(こちひら)町の中間のこの辺りを通称火打石と呼んでます。
 かつてマッチのない時代この近辺で採取した火打石で火を起こしたそうです。
 この道は日本海へ通じる幹線として、阿弥陀寺への参道として、
 学童の通学路や材木・薪炭の輸送路としてにぎわっていましたが、
 バイパス完成後静かな旧街道となってしまいました。」
という事らしい。



古知平(こちひら)を抜けて国道に戻るあたりから、途中越えの峠が近づく。
ピークの部分は車道と歩道が分けられていて、歩道も一応草刈りされている。
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歩道を押して越えて滋賀県へ入る。



そのまま途中の集落道を下っていくと、局便郵中途。
大正から昭和初期を舞台にした映画やドラマに使えそうな建物の前で記念撮影する。
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途中集落の中を通り、国道に戻る。電光掲示板がビワイチを宣伝している。
関西方面では、今、ビワイチとアワイチがブームだ。
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遅めの車を先頭に数台連なってしまった車列や、団体で出かけてきたバイクに
時々追い抜かれながらも概ね静かな国道のヘアピンカーブ2か所を、
乗ったり押したりして進む。



もし通りすぎた途中集落から右へずっと下って行ったとしたら、
堅田(かたた)の街、そして琵琶湖大橋へ至る。

が、今回はそちらではなく花折峠へ向きをとった。



この上り坂も車で何度か走っているが、自転車だと結構しんどい。
頑張ればまだいけそうだが、
ずっと続いている上り坂に嫌気がさしてしまって降りて歩く。また少し漕ぐ。



こんなことを何度か繰り返し、
峠のトンネルへはまだ少しあるくらいの所で、花折峠道入口に出会った。
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峠道は一応舗装されてはいるが、押して登る。
杉の植林の中で、つつじが健気に咲いている。
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15分か20分かで花折峠に到着。
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振り返ると新緑の山並みが見える。
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あの鋭角的な山容は比叡山かななどと思いながら自転車を動かし始めたとき、
後輪の空気が抜けていることに気がついた。
いつパンクしたのか全く分からない。



青森での苦いできごとを思い出しながら、
とりあえず峠道が車道と交わるところまで歩いて出る。



もう9年も前になったが、
あの時は無知にもオープンサイドタイヤで未舗装路に入り込み、
タイヤを破いてしまった。



今はアメクロを履いているので、ただのチューブトラブルだろう。
パニックになることはなかったが、一気に沈んだ気分になる。



そういえば空も、いつごろからか曇に覆われたままになっている。
とにかく座ってチューブ入れ替えができそうな場所を探す。



フロントバックをひっくり返して、入れっぱなしの工具袋を探しあて、
後輪をもたもたしながら外し、プラのタイヤレバーを2度ほど弾き飛ばしながら、
黒い内臓のようなチューブを引きずり出した。

タイヤの内側も尖ったものや刺さったものがないかよく見てから、
予備のチューブを入れる。

でもラピーズのポンプを数回押し込んでも、
押し返されるだけで空気が入っていくあの感覚がない。

落ち着いて見直すと、バルブをリム穴から引っ張り出し足らず、
バルブ底がチューブの反対側にくっついて空気の通り道を塞いでいただけだった。



ようやく焦りから解放されて、安曇川(あどがわ)上流に沿った旧道を走り出す。
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集落付近では鯉のぼりが泳いでいる。
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国道に出ても交通量はそれほどでもない。
梅の木集落への分岐では渓流釣りの車が山に入っていく。
そこを過ぎると、なおさら道が静かになった。



11:30頃、早起きしたせいか腹が減ってきた。
店が集まっているところがある。
きれいな店(下右)とは反対側の黄色い屋根の店(左上)に引き寄せられるように入る。
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朽木(くつき)名産の生鯖寿司と焼鯖寿司をメインにした定食を摂る。
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しっかり味付けされた鯖が、汗と冷汗で失った塩分を補給してくれた。



一息ついて、その後道の駅くつき新本陣で休憩し、
鯖街道沿いの丸八百貨店でも小休止。
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そこから367号線を小浜方面へ進み、保坂の分岐で水坂峠への道に入る。
13:30頃、水坂峠。 緩やかで舗装された登りやすい道だった。
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そこからは下る一方。 
鯖街道の熊川宿の整備された街で、こんにゃくのから揚げを賞味する。
周りの衣がサクッとしておいしい。面白い食べ物だった。
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中には創業以来整備されていないかもしれない店もある。



小浜へ下る道では、絶好の集落道を拾い損ね、ずっと車道を走った。
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15:00頃、JR小浜線の上中駅前の地元スーパーで、地元らしい品を物色する。
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 越前・竹田 谷口屋のおあげ
 文殊の山 ぴっから揚げ
 小浜産 甘カレイ汐干し
 東北方面では昔からおなじみで、関西方面でも近頃人気の山菜 こしあぶら

なかなかのセレクションと悦に入る。



帰りは公共交通機関を用いた。
日本海を見るところまでには行きつかなかったが、福井県に出る自信はついた。
このツーリングをベースに、さらに足を延ばすことができそうだ。



満腹というほどでもないが、頭の中はほぼリフレッシュ。
最高の季節に2本走ったことにひとまず納得した。



おわり

本記事は、2018/5/6(日) 午後 2:22にYahooブログに掲載したものです。