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2020年1月13日月曜日

ランドナーでの初ツーリング記録 その10

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蟹田 陸奥湾 脇野沢
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10年前の初ランドナーツーリング、青森の記録。
霧の竜飛崎から、陸奥湾沿岸を南下しています。
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陸奥湾沿いの海岸線を蟹田に向かう。



おおむね平坦でありながら適度に起伏があり、
軽く登ったあとにはこのような景観を望むことができる。

陸奥湾の西海岸沿いは自転車ツーリング向きの道だ。
竜泊ラインにも少しは見習ってほしい。




途中、立ち寄ったコンビニで購入した地元色豊かなおにぎりや、
青森が本拠らしい工藤パン製の一口まんじゅうなどを食べながら、
いつも通りのんびり進む。



自転車ツーリングサイト地によさそうな、「おだいばオートビレッジ」に立ち寄り
スーパーカブで日本一周中の若者とエールを交換しながら、




ゆっくりのんびり進んでも、9:40には蟹田港に着いてしまいまった。
当たり前のことながら、地図上の水平距離だけで所要時間は読めない。

今日は、ここからフェリーに乗って下北半島の脇野沢へ飛び移る。




14:00発のフェリーまで、コーヒーを沸かしたり、
竜飛の霧で湿ったシュラフを干したり、
ツーリングまっぷるに載っていた近所の有名な食堂で昼食をとったり、
これまでのメモを見返してブログ構成を練ったりして時間をつぶす。


津軽半島の外側と違い、内側は穏やかな気候。
よい休養になった。



予定通り、むつ湾フェリーのかもしか号に乗り込み、
幸運を呼ぶと言われるイルカの群れを発見!




一方、行く手に見える下北半島の切り立った海岸線にいやな予感を覚えたりしながら、




15:00脇野沢港に到着。 その足で今日の宿、民宿ドームに入る。




民宿ドームの夕食は、フェリーから見えた幸運のイルカも追っていたイワシと鯛。


"天然"の鯛、いわしの刺身、ホタテの刺身



生ウニ、金目鯛吸い物、もずく、アンコウのとも和え、ホタテ焼き




陸奥湾では、海水温が高くない7月初旬までと9月以降で漁ができる天気の良い時が、
うまい魚に出会うチャンスとの事。



翌朝も新鮮な鰯尽くし(焼き鰯、酢漬け、骨まで食べれる鰯味噌汁)。
これらををすべて平らげ、おひつも空にして、宿に別れを告げ6:30出発。

大間埼へ向かって、陸奥湾沿いの海峡ラインの北上を開始した。



ーつづくー


本記事は、2009/6/5(金) 午後 6:08にYahooブログに掲載したものに、
追加・修正を加えたものです。

2020年1月12日日曜日

ランドナーでの初ツーリング記録 その9

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霧の竜飛崎
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初ランドナーツーリング、青森へ出かけた10年前の記録です。
険しい竜泊ラインを越えてシーズンオフの竜飛崎に着きました。
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風が吹きすさぶ龍飛崎シーサイドパークで一人寂しくテントを設営すること1時間、
タルタルーガに乗って日本中を回っているという若者も、遅れて合流してきた。


前日「つがる地球村」で一緒だったその若者と
「竜泊ラインはひでー坂だったなぁ」などと話しながら、
わびしくインスタントラーメンを食べ、19:30には寝てしまった。
(またも店は全部閉まっていた。)



翌朝はすごい霧だった。



タルタルーガの若者と別れ、
前日行きそびれていた灯台や有名な階段国道を見学し、
その後、陸奥湾側の海岸線を楽しみながら南下する。
昆布って種とか苗とかがあるのか。知らなかった。



昨日、竜飛岬に着くころから気になっていたのだが、
「不審者注意」とか「何かあったらすぐ警察へ」などという看板があちこちに出ている。

今日も早朝にも関わらず、パトカーや自衛隊の車が隊列を組んで通り過ぎていった。


何かあったのだろうか?
30年前の写真に基づいて中途半端に日本人に化けたやつなどと思われないかと
心配しながら、陸奥湾沿いの道を進んだのだった。



ーつづくー


本記事は、2009/6/5(金) 午後 1:45にYahooブログに掲載したものに、
追加・修正を加えたものです。

2020年1月11日土曜日

ランドナーでの初ツーリング記録 その8

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津軽半島 竜泊ライン
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初ランドナーツーリング、10年前の記録です。
津軽平野を北上し竜飛崎まで目と鼻の先と思ったのですが....。
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今日の目的地、「竜飛岬」までは直線距離ではあと8km程度。

ツーリングマップルでは、道は蛇行しているように見えるが、
まぁ大した事無かろうとたかをくくっていた。。。。



14:00ごろ登り始める。しかし20-30m進んだだけでさっそく押し。




その後、海岸線沿いの高さ数十メートル程度の緩やかな登りを進むと、
突然道は山に向かって曲がり、山岳道路に変貌した。




振り返ると、来た道が一望できるが、



目指す眺望所ははるか上空。



帰ってきてから見たGoogleMapでは自転車ではつらい道だという事は判る。
しかし持っていたツーリングマップルでは、
日本海の海岸を一望とか北海道の眺望などいい事しか目につかなかった。




アラフィフのおっさんが30年前の自転車でツーリングすることなんか全く考えずに
道路をつくりやがって!(当然か?)などと毒づきながら、押し登る。


時折通る観光バスの乗客が奇異の目をむける。
野生の猿もガードレールの上に座ってこちらを見ている。



15:50、2時間近くの格闘の末、眺望所に到達。
確かに眺望が素晴らしい! 竜飛崎が、そしてその向こうに北海道が見える。



でも風が寒い。
冷たい風が目と耳と指先にしみてきて、本当に凍えそうに泣いてしまった。


休憩もほとんど取らず、防寒のため雨具を着て駆けおり、16:30竜飛岬へ到着。




津軽海峡冬景色の記念碑の見学もそこそこに、
季節はずれの平日、誰もいないテント場(龍飛崎シーサイドパーク)へ急ぎ、
びゅーびゅーと風が吹く中、夕日を楽しむ余裕もなくテントを設営したのだった。



ーつづくー


本記事は、2009/6/5(金) 午後 1:45にYahooブログに掲載したものに、
追加・修正を加えたものです。