2019年8月31日土曜日

トゥレーヌ自転車ガイド 1895年 その23 ブロワ観光2

ロワール川とブロワ
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 トゥレーヌ
 ロワール河岸の古城」1895年

を読みながら、
当時の自転車ツーリングを
空想しています。







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CHÂTEAUX DES BORDS DE LA LOIRE



ブロワの旧市街地観光です。
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もうちょっとブロワ観光しましょう。

ブロワの野菜農園の職員。



ブロワの市

野菜を売っているのでしょうか?

エンジン付き自転車の愛好会の人々。


サン=ジェルベ通りの市電


1907年にロワール川が氾濫して洪水があった時の様子


ジャック・ガブリエル橋に水面が迫っています。


カトリーヌ・ド・メディシスの天文台

カトリーヌ・ド・メディシスはアンリ2世の王妃。

ロワール川とブロワの街とサン=ニコラ教会


ルイ12世の泉


自転車の人々



そろそろホテルへ戻りましょう。


ーつづくー


この記事は、2011/10/19(水) 午後 9:08にYahooブログに掲載したものに、
加筆・修正し再掲載しています。

トゥレーヌ自転車ガイド 1895年 その22 ブロワ観光

サン=ルイ大聖堂
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 ロワール河岸の古城」1895年

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当時の自転車ツーリングを
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ブロワに到着しました。
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今日は、シャンボールから40-50kmしか走ってないので、時間がたっぷりあります。
ホテルに荷物を置いて、市街地観光に繰り出しましょう。
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[ここからが案内文] (茶色の文字が解読結果です。)


ブロワ市街地観光

ブロワ城へ行くのには、
ブロワ・ホテルを出て右方向のビクトル・ユゴー広場の方へ行く。


ビクトル・ユゴー広場
ビクトル・ユゴーは、フランスの小説家で、レ・ミゼラブルの作者だそうです。
でもブロワとの関係は、調べても判りませんでした。


左の階段を上って、
さらに左へ、見学者入り口があるシャトー広場へ出るまで進む。
(見学時間 1時間15分。入場料50サンチーム)


ビクトル・ユゴー広場から見える城の外面

馬の奥の方にある階段を登って、左側に周り込めとこの本は言っています。

これが、回り込んだ先のシャトー広場かな。



ルイ12世、フランソワ1世、ガストン・ドルレアンなどによって改築されてきた
ブロワ城。 そこには美しい居室もある。
その中には、1588年のギーズ公(※アンリ1世)殺害の血なまぐさい悲劇の現場や、
マリー・ド・メディシス(※アンリ4世の王妃)
息子ルイ13世から逃げた部屋の窓などもある。


これも中庭?

ブロワ城の次に見るべきところとして、
大聖堂と司教の中庭、昔のホテル、13~16世紀の古い建築物、
サン=ニコラ教会などがある。


サン=ルイ大聖堂


大聖堂の司教の中庭から、ロワール川が一望できます。(https://fr.wikipedia.org/wiki/Blois)
..

サン=リュバン通りには、木と石で造られた古い建築物が並んでいます。



サン=ニコラ教会
サン=ロメ修道院の跡に建てられていて、10世紀の初期ゴシック様式の部分と、
13世紀にシャルル大聖堂を真似て作られた部分があるようです。


古いホテル

自転車の人やクレメンの自動車の広告


まだまだ見どころがあるようです。

ーつづくー


この記事は、2011/10/17(月) 午後 11:06にYahooブログに掲載したものに、
加筆・修正し再掲載しています。

2019年8月30日金曜日

トゥレーヌ自転車ガイド 1895年 その21 ブロワへ2

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サン=ジェルヴェの役場
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シャンボール城観光のあと、ブロワへ向かいます。
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コソン川のほとり、クリームチーズが名産のサン=ジェルヴェに到着しました。
ここは、1000年以上の間サン=ジェルヴェ・デ・プレと呼ばれていた古い村。


サン=ジェルベの役場




[ここからが案内文] (茶色の文字が解読結果です。)

サン=ジェルヴェで右折し、ヴィエンヌを経由してブロワへまっすぐ向かう道を行く。

https://www.google.co.jp/maps/@47.588278,1.333208,14z.

ブロワ(2km)の橋を渡ってそのまま行くと、
ドニ・パパン通りの石畳(押し10分)にたどりつく。

いよいよブロワの街に入ります。


さらにまっすぐ進むと、ドニ・パパンの像がある階段の下に来る。
https://www.google.co.jp/maps/@47.5875775,1.3338475,3a,75y,305.01h,93.05t/data=!3m6!1e1!3m4!1sZGmT9yQ9kbcWREgKKviKfg!2e0!7i13312!8i6656.
100年前はこんな感じ。

貴婦人さんがおしゃれ。


ドニ・パパンの像は、階段の上からロワール川を向いて立っています。

ドニ・パパンはブロワ生まれの物理学者で、圧力釜を発明した人らしいです。
フランスでは蒸気機関の発明者の一人とされているようですが、...


ここを左折し、新市場を通過すると、
数メートル先の右側にブロワ・ホテル(0.8km ブロワ・カフェ)が見えてくる。

ブロワ・ホテルです。

今は無いようです。


ーつづくー


この記事は、2011/10/15(土) 午前 1:02にYahooブログに掲載したものに、
加筆・修正し再掲載しています。


2019年8月29日木曜日

トゥレーヌ自転車ガイド 1895年 その20 ブロワへ

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ユイッソーの村
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シャンボール城観光のあと、ブロワへ向かいます。
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シャンボール城↓を後にし、ブロワへ向けて出発しましょう。




[ここからが案内文] (茶色の文字が解読結果です。)


グラン・サン=ミッシェル・ホテルを出て、
最初右側へ行き、少し登って、農場の所で右折する。

そのまままっすぐ行けば、
シャンボール城公園のちょうど出口の所でラ・ショセ・ド・コムテの入り口に着く。


(※ ラ・ショセ・ド・コムテは、直訳すると”郡道”ですが、
   今はそういう村は無く、
   シャンボール公園の南西にラ・ショセという場所があるだけです。)


イメージ 5

ラ・ショセ・ド・コムテの村(3.3km)の中を通って、さらに進む。(登り坂5分)

その道は、右側に低く見えるコソン川から高さを保ちながら、
不毛な平原を蛇行してすすむ。

ユイッソー(2km、登り坂2分)をまっすぐ通過する。


通過するだけのユイッソーの村



平坦な道の後、少し下り坂になり、また右へ登る(8分)。
森の終わりでグロトー城の城壁に入る。

グロトー城です。
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城と言うより領主の館なんですが、なんか昔の遊園地みたいですね。


ブロワからロモランタンへ通じる道の橋を渡り、
ル・シトーの村への短い下りの後、急坂(2分)を進む。


(※ブロワからロモランタンへの道は、今のカルティエ道路でしょうか)

..


道は、
起伏を巻くように進んでグルフィエとシャトー・ルージュ(※)の集落をつなぎ、
ブロワからラモット・ブーヴロンへ走る市電の線路をまたいで、
また時にはコソン川の対岸の村のヴィヌイユへの下りのレールに沿って進む。

(※シャトー・ルージュという集落も今は見つかりません)


まもなく、
クリームチーズでよく知られているサン・ジェルヴェ(4.6km)の街にたどり着く。
ここは、ブロワからカレット(6km先)や、コントル(シャトール方向へ19km先)への
経由地でもある。


ーつづくー


この記事は、2011/10/12(水) 午後 10:54にYahooブログに掲載したものに、
加筆・修正し再掲載しています。

2019年8月28日水曜日

トゥレーヌ自転車ガイド 1895年 その19 シャンボール城

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シャンボール城
ブログ村用










「自転車ガイド
 トゥレーヌ
 ロワール河岸の古城」1895年

を読みながら、
当時の自転車ツーリングを
空想しています。







パリから、やっとこさシャンボール城まで来ました。
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ふぁ~お、おはようございます。
シャンボールのグラン・サン=ミッシェル・ホテルの居心地はいかがでした?


今日は、午前中はシャンボール城観光です。


シャンボール城については、Wikipediaでも詳しく説明されています。

fr.wikiと合わせて要約すると以下の通り。

・ロワール渓谷の城の中で最大
・フレンチルネッサンス様式
・フランソワ1世が建てた。
・レオナルド・ダ・ビンチも設計に関わっていた。
・王が住んでいたわけではなく、狩りの時に滞在するのと、見せびらかしのための城。
・二重らせん階段が特徴的
・住みにくく、またメンテに手間がかかるのか、歴代の城主は度々この城を放棄。


[ここからが案内文] (茶色の文字が解読結果です。)


フランソワ1世によって建てられた大理石の建築物であるシャンボール城は、
現在シャンボール伯爵の子孫であるパルマ公爵とバルディ伯爵の所有となっている。

(※1895年のことですね。)


もし、シャンボールに早く着いてしまったのなら、
夕食の前に城観光も可能である。(見学時間45分、入場料50サンチーム)

その場合、翌日予定のシャンボールでの昼食を取り止めて、ブロワへ出発し、
そこで昼食をとり市街地観光するのがよいだろう。


備考:シャンボール城で毎日3時に行われるキジの飼育を見学するのも面白い。


もうちょっと近づいてみましょう。

屋根の凝り方が凄いです。


中の二重らせん階段 (fr.wikipedia.org/wiki/Château_de_Chambord)
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二重らせん階段下から見上げたところ (fr.wikipedia.org/wiki/Château_de_Chambord)
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17世紀のシャンボール城
16世紀のシャンボール城

裏側の堀からの城

今のシャンボール城 (fr.wikipedia.org/wiki/Château_de_Chambord)
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やはり、行ってみないと本物の迫力は判らないなあ...
さて、昼食を摂って、午後から走りましょう。


ーつづくー


この記事は、2011/10/6(木) 午後 10:34にYahooブログに掲載したものに、
加筆・修正し再掲載しています。