2019年8月29日木曜日

トゥレーヌ自転車ガイド 1895年 その20 ブロワへ

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ユイッソーの村
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「自転車ガイド
 トゥレーヌ
 ロワール河岸の古城」1895年

を読みながら、
当時の自転車ツーリングを
空想しています。





GUIDES VELOCIPEDIQUES
LA TOURAINE CHATEAUX DES BORDS DE LA LOIRE



シャンボール城観光のあと、ブロワへ向かいます。
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シャンボール城↓を後にし、ブロワへ向けて出発しましょう。




[ここからが案内文] (茶色の文字が解読結果です。)


グラン・サン=ミッシェル・ホテルを出て、
最初右側へ行き、少し登って、農場の所で右折する。

そのまままっすぐ行けば、
シャンボール城公園のちょうど出口の所でラ・ショセ・ド・コムテの入り口に着く。


(※ ラ・ショセ・ド・コムテは、直訳すると”郡道”ですが、
   今はそういう村は無く、
   シャンボール公園の南西にラ・ショセという場所があるだけです。)


イメージ 5

ラ・ショセ・ド・コムテの村(3.3km)の中を通って、さらに進む。(登り坂5分)

その道は、右側に低く見えるコソン川から高さを保ちながら、
不毛な平原を蛇行してすすむ。

ユイッソー(2km、登り坂2分)をまっすぐ通過する。


通過するだけのユイッソーの村



平坦な道の後、少し下り坂になり、また右へ登る(8分)。
森の終わりでグロトー城の城壁に入る。

グロトー城です。
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城と言うより領主の館なんですが、なんか昔の遊園地みたいですね。


ブロワからロモランタンへ通じる道の橋を渡り、
ル・シトーの村への短い下りの後、急坂(2分)を進む。


(※ブロワからロモランタンへの道は、今のカルティエ道路でしょうか)

..


道は、
起伏を巻くように進んでグルフィエとシャトー・ルージュ(※)の集落をつなぎ、
ブロワからラモット・ブーヴロンへ走る市電の線路をまたいで、
また時にはコソン川の対岸の村のヴィヌイユへの下りのレールに沿って進む。

(※シャトー・ルージュという集落も今は見つかりません)


まもなく、
クリームチーズでよく知られているサン・ジェルヴェ(4.6km)の街にたどり着く。
ここは、ブロワからカレット(6km先)や、コントル(シャトール方向へ19km先)への
経由地でもある。


ーつづくー


この記事は、2011/10/12(水) 午後 10:54にYahooブログに掲載したものに、
加筆・修正し再掲載しています。