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「自転車ガイド
トゥレーヌ
ロワール河岸の古城」1895年
を読みながら、
当時の自転車ツーリングを
空想しています。
GUIDES VÉLOCIPÉDIQUES RÉGIONAUX
LA TOURAINE
CHÂTEAUX DES BORDS DE LA LOIRE
古城めぐりの起点のオルレアンに向かっている最中です。
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サン=テスコビルから13km先のアンジェヴィルへ向かう途中の街、ピュセです。
この街は、フランス革命後に羊毛製品の生産で栄えた街。
1796年からつづく羊毛靴下を生産するブラノン工場。
ピュセ城
サン=バンサン・サン=レミ教会
ピュセから3km程走ると、大きな街アンジェヴィルです。
この街は、中世にパリからオルレアン間の幹線ロードの中継点として、
アンリ2世によって開かれた街です。
絵葉書が中世から続くその幹線ロード。
テシエ広場で少しだけ休憩。
サン=ピエール・エ・サン=チュートロープ教会は12世紀の建物
周辺も加えると、他にも歴史的建造物がたくさんあって、
サン=ロシュ礼拝堂
サン=ジェルマン・ドメルヴィル教会
ドメルビル城
などがあります。
休憩がてら、地図を見ておきましょう。
中世から続く幹線ロードは、
アンジェヴィルを通る南北のゲジゲジのついた道なんですが、
このガイド本のルートは、その幹線ロードを避けるように走っています。
作者のBaroncelli(バロンセリ)さんは、
あえて風情のある田舎道・集落道を通るようにしたんでしょう。
自転車好きの大先輩のルートに従って、先へ進みましょう。
アンジェヴィルから7km走ると、アンドンヴィルの街。
1749年にできた農村のようです。
さらに4kmほど行くと、アランヴィルのサン=ピエール・ダランヴィル教会
さらに5kmでアックブイユの街。(絵葉書は見つかりません)
おそらくアンジェヴィル以降はずっと畑の中を走っています。
さらに20km先のサン=ライまでも、ずっと同じような畑の中です。
途中、豊かな田園風景を見ながら食料で昼食をとりましょう。
フランスパンにハムとチーズを挟んだものでどうでしょう?
ーつづくー
この記事は、2011/9/20(火) 午後10:59にYahooブログに掲載したものに、
加筆・修正し再掲載しています。