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「自転車ガイド
トゥレーヌ
ロワール河岸の古城」1895年
を読みながら、
当時の自転車ツーリングを
空想しています。
古城めぐりの起点のオルレアンからシャンボールへ走っている途中です。
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ロワレ川に架るサン=ニコラ橋を渡ったところはサン=メマン。
(今のサン=ティレール=サン=メマンです。)
まだ、オルレアンから7kmしか走ってないけど、
朝食抜きだったのでここのカフェで何か食べましょうか?
カヌレが腹持ちよさそう。
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さて、また走りだしましょうか。
すぐそばのラ・ルシェの街を抜け、一本道をクレリに向けて走ります。
右の看板は刃物屋さんだ。
ロワール川の南側はソローニュ地方です。 高級感あふれる名前。
サン=メマンには、かつてソローニュ駅という駅があったそうです。
(その駅の記念切符がほしい!)
[ここからガイド本の説明文](※茶色の文字がガイド本の内容です。)
サン=メマンで少し押して登る(4分)。
道は、単調だけれどよく耕された農地の中を通っていて、
数kmを越えるような見渡す限りのブドウ畑に囲まれたサン=フィアクルの村
(2.7km)が見えてくる。
(※サン=フィアクルは、今は通り名にその名をとどめているだけです。)
すぐに、小さな街クレリに到着する。
(サン=メマンから4.6km --- 歩きにくい石畳がベル=オートルシュ・ホテルまで10分)
ここで少し時間をとって、美しい教会を訪れよう。
クレリです。案内文に反してけっこう賑やかそうな街ですね。
ここは相当に古い町で、近くにローマ道が通っていて、
1-2世紀の住居跡やローマ皇帝の顔のコインなんかも発掘されるようです。
ノートルダム大聖堂
ゴシック様式の建築物で、塔は14世紀、本堂は15世紀。
中には、ルイ11世がひざまづく像で飾られた墓、
デュノアロングヴィル礼拝堂、
サン=ジャック・ド・ポントブリアン礼拝堂
そのほか御物があるので、これらを見学する。
ルイ11世の墓
御物・宝物デュノアロングヴィル礼拝堂
サン=ジャック・ド・ポントブリアン礼拝堂
この礼拝堂は16世紀に、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼者のために
ポントブリアン兄弟が建てたそうです。
どれもしっかり拝んでおきましょう。
予定では、ここで昼食です。
なにか軽いものでも食べておきましょう。
ーつづくー
この記事は、2011/9/30(金) 午後 11:22にYahooブログに掲載したものに、
加筆・修正し再掲載しています。