2019年8月10日土曜日

ツール・ド・フランス 1935年 ピレネーステージ その6

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Le Miroir des sports
1935年7月25日号
ツール・ド・フランス第16ステージ



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4~5ページ目はこんな感じです。
イメージ 1

(茶色の文字が解読結果です。)



4ページ目左上
イメージ 2
陽をうけて、トゥルマレへ登るマイヨジョーヌの運び屋(※)
(※)ずっと総合1位のロマン・マースのことですね。



4ページ目右上1
イメージ 3
1935年の山岳王フェルファッケが、
ルオッチ、R・マース、アンベルグ、S・マース、ティアーニを抑えて
1位でペルスールド峠を制した。



4ページ目右上2
イメージ 5
ロウィエ(先頭)とR・マースが、トゥルマレで、
脱走してきた子牛をよける。



4ページ目左下
イメージ 4
ロマン・マース。
トゥルマレ峠の頂上でギヤ比を変えるや否や、恐ろしい形相で飛び乗った。

(※) まだディレーラの使用は認められていない時です。
   後輪を裏返して、反対側の歯数の違うフリーにしたんですね。



4ページ目右下
イメージ 6
ポーにて。 
ロマン・マースと、フェルファッケ(右側、背中)。
我の強いフェルファッケだが、今ステージでは献身的なアシストをした。
2人の間の確執(※)は無くなりつつあるようだ。


(※) 安家達也「ツール100話」未知谷社によれば、
 「アルプスでパンクに見舞われたときには、あろうことか、...中略... 
 フェリシアン・フェルファッケがアタック、チームとしてのまとまりが
 一気に崩れてしまう。」とあるので、こう解読してみました。



ロマン・マースは、
頑強なフェルファッケ(右側、背中)に献身的にアシストしてもらったが、
またやつれたように見える。



ーつづくー


この記事は、2015/12/19(土) 午後 10:11にYahooブログに掲載した記事に
加筆・修正し再掲載したものです。