2019年9月30日月曜日

トゥレーヌ自転車ガイド 1895年 その41 トゥール観光オプションコース3













「自転車ガイド
 トゥレーヌ
 ロワール河岸の古城」1895年

を読みながら、
当時の自転車ツーリングを
空想しています。







GUIDES VÉLOCIPÉDIQUES RÉGIONAUX
LA TOURAINE
CHÂTEAUX DES BORDS DE LA LOIRE



オルレアン、シャンボール、ブロワ、アンボワーズを経て、トゥールに到着。
トゥール観光を終えて、郊外オプションコース観光です。
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オプションコースはもうひとつあります。


[ここからが案内文]  (茶色の文字が解読結果です。)


他、トゥール郊外の楽しいコース:
ヴィランドリーへの道(2.8km --- 前述)に右折して入り、
シェール川を渡ってサン=ソヴァール(1.5km)の集落から、
鍾乳洞と石灰水のアートのサヴォニエール(11km)に向かう。


イメージ 1.



サヴォニエール SAVONNIERES



鍾乳洞で有名な所
SAVONNIERES, Les Caves gouttieres Objets en cours de petrification

石灰水をかけて作ったオブジェ、作品がたくさんあるようです。


フランスアクセに少し説明があります。



サヴォニエールからヴィランドリー(3km)へ向かい、
教会と城を観たあと、シェール川を渡る。



ヴィランドリー城 VILLANDRY, Vue d'ensemble du Chateau

ルネッサンス様式。なんでも、庭が素敵とか。


前庭と堀 VILLANDRY, Le Chateau avant-cours  et ecuries



サン=テティエンヌ教会 VILLANDRY, Eglise de Villandry

最初のチャペルサン=ロッシュは、
5世紀につくられたようですが19世紀に壊されたようです。
今の四角いチャペルは11世紀のもの。



シェール川を渡ったら、対岸で右へ曲がり、川沿いの道を行く。

サヴォニエールの駅(5km)から先、トゥールへの戻り方は2通りある。

ひとつは、シェール川沿いにそのままサン=ソヴァール(11.5km)まで行き、
そこからトゥール(4.3km)へ戻る。

もう一つは、左へ行き線路を越えロワール河岸の道を辿ってサン=ジュヌフへ向かう。
サン=ジュヌフからは、ラ・リシュの郊外を通ってトゥールへ戻る。



サン=ジュヌフ




サン=ジュヌフのロワール河岸




とまぁ、こんな感じでロワール河岸の自転車旅は続くわけです。
まだ全行程の半分も行ってないのですが、でもだいたい雰囲気は判りました。




ーおわりー


この記事は、2011/12/7(水) 午後 10:31にYahooブログに掲載したものに、
加筆・修正し再掲載しています。

2019年9月29日日曜日

トゥレーヌ自転車ガイド 1895年 その40 トゥール観光オプションコース2














「自転車ガイド
 トゥレーヌ
 ロワール河岸の古城」1895年

を読みながら、
当時の自転車ツーリングを
空想しています。







GUIDES VÉLOCIPÉDIQUES RÉGIONAUX
LA TOURAINE
CHÂTEAUX DES BORDS DE LA LOIRE



オルレアン、シャンボール、ブロワ、アンボワーズを経て、トゥールに到着。
トゥール観光を終えて、郊外オプションコース観光です。
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サン=タヴェルタンからプレシ・レ・トゥール城へ向かいましょう。


[ここからが案内文]  (茶色の文字が解読結果です。)


サン=タベルタンからは、シェール川を渡り、
この川の右岸にそってロワール川への水路まで少し走る。(1.5km)


サン=タヴェルタンの橋 St AVERTIN, Entree du Pont

なんだかホラーっぽい絵柄。


.



この水路の岸を走り、ロワール川(2.3km)まで行って、
そこで左に折れて、堤防沿いの道をトゥールのオテル・ド・ヴュイユの広場方向へ行く。


(※今のラ・キテーヌ通り沿いに、
 19世紀前半に技術者のコルミエ氏に作られた水路があったようです。
 ただ、今は通りの名前(カナル通り)に痕跡があるのみです。)


この広場を通過して、
 ポンヌフ通り、
 ラ・ポワッソヌリ通り(※魚市場通り?)
 ポール・ブルターニュ通りを経て、
 シャン・ド・マルスへ着いたら、プルイリー通りを左へ進む。

騎兵隊の兵舎の右側へ行って、ルイ・デスムーラン広場を横切って
ラ・リシュ(1.5km)の門から出る。

街を出て、2つ目の通りを左へ行くと、プレシ・レ・トゥール城(1km)、
ルイ11世がここで亡くなり、今は農民の住居になってしまっている有名なこの城へ
直接行く事ができる。


(※ "今"とは1895年当時ですね)



プレシ・レ・トゥール城 Le Plessis les Tours

ルネッサンス様式でルイ11世が没した城だそうです。
元々はもっと大きかったようですが、いまは一部だけが残っています。


今、別の角度から見たところ



トゥール(2.5km)へは、同じ道を戻る。



ーつづくー


この記事は、2011/12/6(火) 午後 10:22にYahooブログに掲載したものに、
加筆・修正し再掲載しています。

2019年9月28日土曜日

トゥレーヌ自転車ガイド 1895年 その39 トゥール観光オプションコース













「自転車ガイド
 トゥレーヌ
 ロワール河岸の古城」1895年

を読みながら、
当時の自転車ツーリングを
空想しています。







GUIDES VÉLOCIPÉDIQUES RÉGIONAUX
LA TOURAINE
CHÂTEAUX DES BORDS DE LA LOIRE



オルレアン、シャンボール、ブロワ、アンボワーズを経て、トゥールに到着。
トゥール観光を終えて、郊外オプションコース観光です。
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今日は、トゥールの周辺の街を訪ねて、走ってみますね。


イメージ 1




[ここからが案内文]  (茶色の文字が解読結果です。)


日程に余裕のある人は、丸1日使って朝からサン=タヴェルタンに向かい、
そこで昼食を含めて終日観光し、
帰りにプレシ・レ・トゥール城に寄って戻ってくる16km300mのコースが良い。

ルート:
ナシオナル通りをパレ・ドゥ・ジャスティス(裁判所広場)まで行って、
そのまま路面鉄道の線路に沿ってグラモン通りを行く。



裁判所広場とグラモン通り
TOURS, Le Place du Palais de Justice et l'Avenue de Grammont

路面鉄道が走ってます。



フランス鉄道の線路の下をくぐって、もう一つ別の線の橋をくぐった後、
右へ(2.8km)ヴィランドリーへの道に入り、そしてシェール橋を渡る。



シェール川に架る橋 TOURS, Les Bords du Cher



https://www.google.co.jp/maps/@47.385275,0.680037,14z.



1km進んで、グラモン城(1.2km)のそばで、
シャテルローへ向かう道を右手にして、左へ鋭角に曲がって、
シェール川の魅惑の村、トゥレーヌ市民の憩いの小道のサン=タベルタン
(カフェ・レストラン フーキュー?)へ向かう。


(※グラモン城とシャテルローへの道は、どこにあるのか良く判りませんでした。)



サン=タヴェルタン教会 SAINT AVERTIN l'Eglise



レストランフーキュー(?)です。 St AVERTIN, Restaurant Fouqueux



のどかなところですね。 SAINT AVERTIN, Les Bords du Cher





ーつづくー


この記事は、2011/12/4(日) 午後 9:46にYahooブログに掲載したものに、
加筆・修正し再掲載しています。

2019年9月27日金曜日

トゥレーヌ自転車ガイド 1895年 その38 トゥール観光3















「自転車ガイド
 トゥレーヌ
 ロワール河岸の古城」1895年

を読みながら、
当時の自転車ツーリングを
空想しています。







GUIDES VÉLOCIPÉDIQUES RÉGIONAUX
LA TOURAINE
CHÂTEAUX DES BORDS DE LA LOIRE



オルレアン、シャンボール、ブロワ、アンボワーズを経て、トゥールに到着。
トゥール観光しています。
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街の新しい(1895年当時の)シンボル、オテル・ド・ヴュイユ TOURS, L'Hotel de Ville

トゥレーヌ市民の建築家ヴィクトル・ラルーによって設計されたようです。
中央の時計の左右に二人の女神像があり、それぞれロワール川とシェール川を
意味しているとの事。


中の結婚式場 TOURS, L'Hotel de Ville

ほかゴージャスな会議室なども。



サン=ジュリアン教会 TOURS, Eglise St Julien

6~9世紀の塔


サン=ピエール教会 TOURS, Eglise Saint-Pierre



古い街並みのプリュムロー広場 TOURS, Les Vieilles Maisons de la Place Plumereau

15世紀の木の家(絵画みたい...もちろんモノクロ写真に色をつけてるんですけど)


同じところですが、自転車が面白い!
TOURS, Place Plumereau Maisons en bois du quinzieme siecle

こんな働く自転車でしょうか。それとも前輪2つの三輪かな?



トゥール駅 TOURS, La Gare

駅の内部 TOURS, Interieur de la Gare

昔の馬車駅 TOURS, L'ancienne gare



12世紀の古いトゥール城の遺物のギーズの塔 TOURS,
La Tour de Guise Seul vestige de l'ancien Chateau des Comtes de Tours XIIe siecle



おっと、ラ・リシュのノートルダム教会を忘れてました。
TOURS, Notre Dame La Riche

この教会から取った街名ラ・リシュというのは、金持ちの意。

でも、昔この教会は、
Notre Dame la Pauvre(貧乏人のノートルダム教会)と呼ばれていて、
このあたりの住人はトゥールや他の周辺街から、のけ者にされていたそうです。

17世紀半ばに造られた、ここ以外の街を囲む壁で隔てれらていました。





翌日は、郊外に足を延ばしてみましょう。



ーつづくー


この記事は、2011/12/3(土) 午後 11:36にYahooブログに掲載したものに、
加筆・修正し再掲載しています。

2019年9月24日火曜日

トゥレーヌ自転車ガイド 1895年 その37 トゥール観光2













「自転車ガイド
 トゥレーヌ
 ロワール河岸の古城」1895年

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当時の自転車ツーリングを
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GUIDES VÉLOCIPÉDIQUES RÉGIONAUX
LA TOURAINE
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オルレアン、シャンボール、ブロワ、アンボワーズを経て、トゥールに到着。
トゥール観光しています。
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次は、新しいサン=マルタン教会堂(バシリカ)です。

トゥールの旧市街も歴史的には東側が古く、中世頃から西へ拡大していったようです。
サン=マルタン教会堂がある西側はシャトーヌフ(新しい城)地区と呼ばれています。



丸い屋根が新しいサン=マルタン教会堂 TOURS, La Basilique Saint Martin

5世紀からあったのですが、9世紀と16世紀に壊され、そのたびに再興されたようです。


四角いのはシャルルマーニュの塔
TOURS, La Tour Charlemagne et La Basilique Saint Martin

サン=マルタン教会堂の13世紀当時の遺物です。


地下にあるサン=マルタンの墓
TOURS, Eglise Saint Martin Tombeau de Saint Martin dans la Crypte

あえて日本語にするならマルタン聖人の墓?


壁画。右が主イエスで、左がサン=マルタン?


ここにも美しいステンドグラスがあります。


1865年当時の中庭の絵 四角いのがシャルルマーニュの塔?



シャルルマーニュの塔の他にも
古いサン=マルタン教会堂の遺物が所々残っているようです。
TOURS, L'Ancienne Eglise Saint Martin



ーつづくー


この記事は、2011/12/2(金) 午後 11:49にYahooブログに掲載したものに、
加筆・修正し再掲載しています。

2019年9月22日日曜日

トゥレーヌ自転車ガイド 1895年 その36 トゥール観光














「自転車ガイド
 トゥレーヌ
 ロワール河岸の古城」1895年

を読みながら、
当時の自転車ツーリングを
空想しています。







GUIDES VÉLOCIPÉDIQUES RÉGIONAUX
LA TOURAINE
CHÂTEAUX DES BORDS DE LA LOIRE



オルレアン、シャンボール、ブロワ、アンボワーズを経て、トゥールに到着しました。
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トゥレーヌの首都トゥールはどんな街かと言うと、
・ 土地が肥沃で、古代ローマ時代から栄えていた。
・ 芸術と歴史の都市で、見どころいっぱい
・ 高松市が姉妹都市
・ 自転車レース パリ-トゥールが有名
などです。



[ここからが案内文]  (茶色の文字が解読結果です。)


サン=シンフォリアンつり橋を渡りきったら、
ヴューポン(※古い橋の意)の堤防沿いの道を
フォワール・ル・ロワ(石畳8分)の方へ右折する。


ヴューポンの堤防沿いの道 TOURS, Le Quai du Vieux Pont

右手にトゥール城が見えてますね。



そして、石のグランポン(※大きな橋の意)(9.5km)の高さの
2つの広場に囲まれたオテル・ド・ヴュイユまで進む。


グランポン TOURS, Place des Arts, les Aquares et le Grand Pont



旧オテル・ド・ヴュイユ TOURS, L'Ancien Hotel de Ville

オテル・ド・ヴュイユは2つあって、
新しい方は、この頃もっと南に建てられていたようです。(下の地図参照)




トゥール旧市街地の地図です。
https://www.google.co.jp/maps/@47.393687,0.686817,16z?hl=ja.



博物館の建物とオテル・ド・ヴュイユの間を左に曲がると、
トゥールのナシオナル通りに入る。


ナシオナル通り TOURS, La Rue Nationale




この道の右側に、Negociantsホテルがある。(街の語らいのカフェ)

(※ Negociantsホテルの写真は見つけられませんでした。
   ここへ自転車を置いて、旧市街地観光に出かけましょう。)


トゥール旧市街地観光
約3時間

大聖堂
(美しいステンドグラス --- 塔の最上部まで登る事ができる。
 入場料1フラン。 素晴らしい眺望)

--- 新しいサン=マルタン教会堂(聖人の墓の巡礼)
--- 美術館のオテル・ド・ヴュイユ
--- サン=ジュリアン教会とノートル・ダム・ド・ラ・リシュ


大聖堂(サン=ガティアン・ド・トゥール)La Cathedrale Saint Gatien de Tours

12世紀から16世紀にかけての建築物

同じく表側です



美しいステンドグラス (fr.wikipedia.org)
.


ーつづくー


この記事は、2011/11/30(水) 午後 11:35にYahooブログに掲載したものに、
加筆・修正し再掲載しています。