2019年9月18日水曜日

トゥレーヌ自転車ガイド 1895年 その35 トゥールへ3

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「自転車ガイド
 トゥレーヌ
 ロワール河岸の古城」1895年

を読みながら、
当時の自転車ツーリングを
空想しています。







GUIDES VÉLOCIPÉDIQUES RÉGIONAUX
LA TOURAINE
CHÂTEAUX DES BORDS DE LA LOIRE



ノワゼを後にし、トゥールへ向けて進みます。
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[ここからが案内文]  (茶色の文字が解読結果です。)


ノワゼ(5km)を過ぎるとしばらくは、シス川に沿って走る。
やがて道は右へ曲がり、シャンセ(5.3km)方面へ向かうようになるので、
私達はヴルヌー(4km)で左に折れ、ブレンヌ川に架かる2つの橋を渡る。


https://www.google.co.jp/maps/@47.41473,0.79711,14z/data=!5m1!1e4.


ヴルヌーの街 VERNOU


サン=トリニテ教会と街路樹 VERNOU L'Eglise et l'Orme plante


アンリ4世のシュリー令によって植えられた街路樹の古木。
VERNOU Ormeau plante par Sully sous Henri IV


あ、ここにも岩の家
VERNOU Les Habitations Troglodytes du Coteau




トゥール-ブロワ線の線路を越えると、
すばらしい白ワインで再発展している街ヴーヴレ(4.2km --- サン・テロワ・ホテル)
に着く。



ヴーヴレの共和国通り VOUVRAY La Rue de la Republique


ヴーヴレ教会 VOUVRAY, L'Eglise


自転車レースが始まろうとしています。CSVというチーム名のジャージ。


岩の家 VOUVRAY, L’ECHENEAU


岩の家の中では、ワインのボトル詰め作業 VOUVRAY, La mise en bouteilles

なーるほど、この辺りはワインの一大産地なので、
皆、岩の家の中でワインの貯蔵や作業をしてたんですね。



サン=テロワ・ホテルから数メートル先で、
電信線と、ヴーヴレ・トゥールの蒸気路面鉄道とに沿って左に曲がると
ロワールの段丘にまた出る。



蒸気路面鉄道の駅 VOUVRAY, La Gare




山手方向へ右に行くと美しいモンコントゥール城。(※今はワイン博物館)



モンコントゥール城 VOUVRAY, Chateau de Moncontour


モンコントゥール城 裏から見たところ VOUVRAY, Chateau de Moncontour



道の左側は、石積み・土塁によってロワール川が護岸されている。
トゥールの街は、もうそう遠くない。



もうすぐトゥールです。


ーつづくー


この記事は、2011/11/22(火) 午後 9:55にYahooブログに掲載したものに、
加筆・修正し再掲載しています。