「自転車ガイド
トゥレーヌ
ロワール河岸の古城」1895年
を読みながら、
当時の自転車ツーリングを
空想しています。
GUIDES VÉLOCIPÉDIQUES RÉGIONAUX
LA TOURAINE
CHÂTEAUX DES BORDS DE LA LOIRE
オルレアン、シャンボール、ブロワ、アンボワーズを経て、トゥールに到着。
トゥール観光を終えて、郊外オプションコース観光です。
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サン=タヴェルタンからプレシ・レ・トゥール城へ向かいましょう。
[ここからが案内文] (茶色の文字が解読結果です。)
サン=タベルタンからは、シェール川を渡り、
この川の右岸にそってロワール川への水路まで少し走る。(1.5km)
サン=タヴェルタンの橋 St AVERTIN, Entree du Pont
なんだかホラーっぽい絵柄。
.
この水路の岸を走り、ロワール川(2.3km)まで行って、
そこで左に折れて、堤防沿いの道をトゥールのオテル・ド・ヴュイユの広場方向へ行く。
(※今のラ・キテーヌ通り沿いに、
19世紀前半に技術者のコルミエ氏に作られた水路があったようです。
ただ、今は通りの名前(カナル通り)に痕跡があるのみです。)
この広場を通過して、
ポンヌフ通り、
ラ・ポワッソヌリ通り(※魚市場通り?)、
ポール・ブルターニュ通りを経て、
シャン・ド・マルスへ着いたら、プルイリー通りを左へ進む。
騎兵隊の兵舎の右側へ行って、ルイ・デスムーラン広場を横切って
ラ・リシュ(1.5km)の門から出る。
街を出て、2つ目の通りを左へ行くと、プレシ・レ・トゥール城(1km)、
ルイ11世がここで亡くなり、今は農民の住居になってしまっている有名なこの城へ
直接行く事ができる。
(※ "今"とは1895年当時ですね)
プレシ・レ・トゥール城 Le Plessis les Tours
ルネッサンス様式でルイ11世が没した城だそうです。
元々はもっと大きかったようですが、いまは一部だけが残っています。
今、別の角度から見たところ
トゥール(2.5km)へは、同じ道を戻る。
ーつづくー
この記事は、2011/12/6(火) 午後 10:22にYahooブログに掲載したものに、
加筆・修正し再掲載しています。