2019年9月9日月曜日

トゥレーヌ自転車ガイド 1895年 その27 アンボワーズへ

ブロワ駅
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「自転車ガイド
 トゥレーヌ
 ロワール河岸の古城」1895年

を読みながら、
当時の自転車ツーリングを
空想しています。







GUIDES VÉLOCIPÉDIQUES RÉGIONAUX
LA TOURAINE
CHÂTEAUX DES BORDS DE LA LOIRE



さてブロワから出発しましょう。
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[ここからが案内文]  (茶色の文字が解読結果です。)


ブロワからアンボワーズへ

経由地
 シュジー (※今のシュジー・シュル=シス)
 ショーモン(※今のショーモン・シュル・ロワール)
 リリー  (※今のリリー・シュル・ロワール)
 モヌ
 シャルジェ

距離: 35km 100m
登坂: 21分

備考

ブロワからのオプションコースを走らない場合には、
ブロワからアンボワーズへ行く途中で、オルシェーズの泉とビュリの遺跡
(13ページ参照)へ足を伸ばすこともできる。

ブロワからシュジーへの行程は、寄り道分の時間が追加で必要なる。


イメージ 6


ここから先、ブロワを脱出するまでのくだりがややこしいので、
下の地図にまとめてみました。 赤線が経路です。
イメージ 2


ブロワホテルを出て右へ、ビクトル・ユゴー広場へ向かう。(登坂6分)
この広場を左側へぐるっと回り、
クロード女王のルーフガーデンの壁に設けられた9段の石段を登る。
https://www.google.co.jp/maps/@47.5859284,1.3300736,3a,75y,213.59h,87.56t/data=!3m6!1e1!3m4!1ssKcDJWj-g40CGQsC-scEaQ!2e0!7i13312!8i6656.


階段の上の小さな坂を一番上まで登り、少し右方向へ進み、
マロニエの街路樹が植えられたリス通りに出る。

この通りの突き当たりで、間違えないように右へ曲がり、すぐ左へ曲がって
西街道へ合流する急斜面を下る。(1)

これが、
オーギュスタン・ティエリ通りを避けて、
食肉処理場と交付金建屋(?)の角からアンベール船着き場へと続く
ロワール川岸の美しい坂への近道だ。

(※なぜこんなややこしい経路をとるのかというと、
  おそらくですが、他の道がみな石畳で自転車で走れないのだと思います。)


---------------------- (ページ下部の注釈です。)
(1) 9段の石段の右側には、
 ビクトル・ユゴー通りの石の手摺りに沿った馬車用の坂道が見える。
 その道は駅へ続いていて(登り坂40分)、
 駅は、西街道へ向けて左に曲がる交差点を、そのまま線路に沿って行った所にある。


ブロワ駅

ブロワ駅前通り


ーつづくー


この記事は、2011/10/25(火) 午後 6:57にYahooブログに掲載したものに、
加筆・修正し再掲載しています。