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「自転車ガイド
トゥレーヌ
ロワール河岸の古城」1895年
を読みながら、
当時の自転車ツーリングを
空想しています。
GUIDES VÉLOCIPÉDIQUES RÉGIONAUX
LA TOURAINE
CHÂTEAUX DES BORDS DE LA LOIRE
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19世紀の「トゥレーヌ自転車ガイド ロワール河岸の古城めぐり」に沿って
空想の自転車旅を続けてきましたが、
この作者の事が少し知りたくなって、
代表作「Guide des Environs de Paris」(1891年)を入手してみました。
縦横は小ぶりですが、結構分厚い本です。 厚さ3.5cm。
パリから半径140km圏内の67コース+追加3コースの説明が、
480ページにわたって紹介されています。 図なし。全て文字!
目次と、行き先です。
地図で見てみるとこんな感じ。
これ、全部実走して調べたとしたら大したもんです。
ま、当時鉄道は既にあったので、最悪でも何とかパリに帰ることはできたでしょうが、
それでもスゲー。
今も昔も、すごい人はいつも居るというべきか、
はたまた自転車と言う乗り物が魅力的なので、常にこういう人を作るというべきか。
見開きページです。
Baroncelliさんの肩書きらしきものが記されています。(茶文字が内容)
パリ周辺ガイド
140km圏内の詳細
他フランスの代表コースも
著者 A.DE BARONCELLI
UVF北部のチーフコンサルタント
CTCフランスのチーフコンサルタント
UVFはL'Union Vélocipédique de Franceの略で、今のフランス自転車連盟の前身。
この本の10年前、1881年2月6日に、
パリのカフェ・レ・マレンゴで結成されたそうです。
カフェ・レ・マレンゴ↓ cafe Le Marengo (※本当にコレかどうかは不明ですけど)
この記事は、2011/12/10(土) 午前 1:19にYahooブログに掲載したものに、
加筆・修正し再掲載しています。